吉川英治氏と松下幸之助氏 2009-11-20 03:51:51にアメブロへ記載

最近、吉川英治氏の「三国志(1)〜(8)」を読んでいます。

誰もが知っている中国の戦国時代を描いた歴史書

蜀の劉備、魏の曹操、呉の孫権は、三国志の核となる登場人物である。

物語は読んでいただければ分かるが、吉川英治三国志(2)に偉大な経営者「松下幸之助」が書評している事に驚きました。

吉川英治氏の書を「義理人情というものを知る上で非常に参考になった」と書かれている。

確かに三国志だけを見ても、様々な人の様々な様子が伺えるだろう。

蜀の劉備は仁義に長けており諸葛孔明などを引き寄せた「三顧の礼」が印象的で、非常に律儀な男であります。

複雑な三国志の世界では、相手を説き伏せるなどの心理戦が豊富に含まれており、肉体と肉体のぶつかり合いではなく心情を察する非常に知的な所もあります。

偉大な松下幸之助氏も吉川英治氏の作品に魅せられて、男のロマンを歩んだのかもしれません。


歴史には疎い私ですが、歴史書はこういう見方もあるのだと痛感しました。


フットサルはひたすら練習。
11月28日はFリーグ観戦なので、楽しみ。
観戦レポートアップします。

三国志 (2) (吉川英治歴史時代文庫 34)

三国志 (2) (吉川英治歴史時代文庫 34)