三島由紀夫「不道徳教育講座」 2009-11-22 19:35:50の記事 アメブロから

三島由紀夫」は、文学好きなら誰もが知っている昭和の大文豪である。

三島氏の書籍は「潮騒」「音楽」「金閣寺」「サド侯爵夫人」「我が友ヒトラー」しか拝読してないが、今後三島氏の書籍を読み進んでいくだろうと思います。

ただ物語を楽しむために読もうと思う。

三島氏の「不道徳教育講座」ですが1958年に週刊誌のコラム、評論として連載されのちに単行本として発刊された。

古本屋で、昭和に発刊された古い不道徳教育講座を手に入れました(やっぱり、本は手垢のついたもののほうが良い)

不道徳というよりも、すべてにおいて裏をついた内容のエッセイ集である。

30章のカテゴリがあり、例えば「教師をバカにすべし」の項では僕自身が常思っていた事を三島氏は丁寧に解説してくれている。

まじめに本書のいくつかの内容を捉えてしまうと現代社会では大変になってしまう為、読むにいたっては楽しんで拝読したほうが良いです。

「不道徳講座が私のバイブル」という人がいても楽しいかもしれません。

不道徳教育講座 (角川文庫)

不道徳教育講座 (角川文庫)