自分本位で世の中は動いているのか

 先日もブログで説明した自己啓発本を多数著している「デール・カーネギー」の「人を動かす」、「道は開ける」の一部から抜粋された現代の若い世代へ向けての本である「人生論」を旧年末中に拝読した。

私には「人を動かす力」は微塵もない。

この書籍には充実した日々を送るためには友人が欠かせないこと、友人に対して誠意を持ち、批判の誘惑をおさえて相手を尊敬する事など書かれている。
70%納得。
読みやすく、とても勉強になる書籍である。



新装版 カーネギー人生論

新装版 カーネギー人生論

「人生論」を読み、僕の宇宙脳が発動しました↓

ある程度の友人関係、恋人関係になると相手の嫌な所が目立ってきて衝突や自然消滅などが起こる。

人は自分本位で動いている。
無理やり相手の意思を変えようとすれば良い結果には結びつかない。

しかし、人は自分本位で良いと思う。
自分本位によって他人へ良い意味でも悪い意味でも影響を与えるから。

他人へ迷惑を掛ければ自分へ帰ってくるというのは当たり前で、悪い事は道理に反しているから。
逆に他人へ自分本位で貢献すれば、これもまた自分へ帰ってくる。他人への良い事は道理に適っているから。

僕自身もそうだが、自分自身の考える道理というものがなかなか定まらない。
だから、人へ尊敬の念を抱きつつも、自分の立場も考えて行動する様に心がけている。

これは表面的でも良いと思う。(メリハリはつけているが)
表面的に良くしなければ、人との関係は終わってしまう。




物事を始める時に形から入る人もいる。
形から入っても良いと思う。

むしろ、形から入る事の方が多いような気がする。
結局は続くか続かないかであり、自分に適合しないなと思えば違う事を始めれば良いし、それを一時休止すれば良い。
新鮮な事は序盤は楽しいし、成長の幅が広い。

それ以上の能力を求めるなら、違う事に手を出し一時休息すると言う事も大事だと思う。
「リフレッシュ」。



人は「適合能力者」と「集中能力者」の二つのエッセンスによって物事を始める作用があると僕は考える。

「適合能力者」の割合が高い人はある程度はすぐに出来てしまうタイプである。
環境にすぐ適合し、ある程度の所まではスイスイ行ってしまう。
いわゆる最初にすぐ才能が出るタイプ。
しかし、途中で飽きる時もある。


「集中能力者」の割合が高い人はいわゆる根性タイプの人で、才能をだんだん見出す事のできる人間である。
持続型でもあり、一つの分野において偉大な功績を残すこともある。
失敗を恐れない。
最初は疲れる。


人間は皆、「才能」があると思う。
功績を残している人はこの両方のエッセンスの割合が均等で、運も味方につけていると思う。

こういう人間の一部分が分かれば、悲観的にならなくても良いのではないだろうか。
僕自身の才能はまだ分からないが、なにかしらの才能があると信じて日々タバコを吸っている。
ん〜無いな。